八郡第五土蔵建築について

  お米や餅米を高冷地の涼しい所で保管したいので八千穂村に60平米の土蔵を創りました。

 自宅の山の木と、諏訪の水田から土壁用の粘土を運び綺麗な土蔵が出来ました。着工から4年かかりで建造しました。

 

山の木が寝ている冬場に伐採します。樹高は25~50mほどの木を中心に切ります。

馴染みの製材所で、6・9・12寸 と柱用の角材にしていただきます。 切る順番や角度があるそうですが

素人の私にはわかりません。また、この製材所で製材した無垢材は時間が経っても、狂いが少ないので重宝しています。

右の写真は5年前に伐採し4年乾燥させた栗の木です。

 

赤松や天然カラマツ、栗、桜などを製材し、5年~15年 自然乾燥させます。

赤松や天然カラマツ、栗、桜、桐、欅、檜などを製材し、5年~15年 乾燥させます。

定期的(3年に一度)に製材し、常時 600平米の平屋が建てられる量を保管しています。

土倉の施工風景、土壁が乾かず壁の作成と漆喰が完了するまで、3年半係りました。

土蔵内部は、赤松・欅・桐を使っています。

木の香りが爽やかで快適です。

  

左は軒下で、天然カラの梁に松材で張りました。中央画像は土蔵入口の天カラです。

枯山水の庭を創って完成!!

ここに、幻の鮒米と、年間契約者様の五郎兵衛米が保管されています。